NEW! ごろごろ茶豆 ちぎり揚げ
この度、新しい練り物のデビューが決定いたしました。
その名も『ごろごろ茶豆 ちぎり揚げ』!!
分かり易いネーミングの通り、茶豆が60%以上の
高配合で入っている、色鮮やかなちぎり揚げとなっております。
(市販品では多いものでも、~50%ほどの配合となります。)
…先日試食したものでは、なんと3粒分しか入っておらず…「えっ」となり…
『茶豆』は普通の枝豆と違い小ぶりですが、香りが高く甘みが強い
のが特徴です。
一般的に、関東地方で栽培されることが多いのが枝豆、
東北地方で栽培されることが多いのが茶豆。
とすると分かりやすいでしょうか。
ちゃ豆と言いましても、最近ではブランド化も進み、呼び名も様々。
代表的なものには、山形県鶴岡市で栽培されている「だだちゃ豆」や
新潟県で栽培されている「黒崎ちゃ豆」、宮城県気仙沼市で栽培されて
いる「気仙沼ちゃ豆」などがございます。
一般的な枝豆に比べて、莢(さや)を開くと出てくる、豆を包んでいる
薄皮が少し茶色味を帯びていることと産毛が茶色っぽいということから、
茶豆と呼ばれているのです。
また、茶豆はとてもデリケートな枝豆で、栽培する土地が合わないと
風味が落ちてしまうため、他の地域に持っていって栽培しても同じ
ものが作れないという性質のため、産地が限られ希少価値があります。
当社ではその茶豆の濃厚な甘さを最大限に引き立て、美味しさを逃さぬよう
蒸気加熱をし、連続式のトンネルフリーザーで、蒸したてを急速凍結しています。
(一般市販品は塩茹でが多く、湯中に甘味や旨味が流失しやすく凍結も緩慢凍結)
その後、調味すり身に混ぜるべく、茶豆の剥き処理を行います。
そちらの加工処理は、地域の若年未就労者の就労支援の場として
設立された『野菜加工場』で働く若者たちが行いました。
【剥き加工処理】
茶豆を剥いてたら食べたくなっちゃいますよね、フツー・・・反射的に。
【冷凍解凍された茶豆たち】
半解凍後、北海道産スケトウダラの無リンすり身と
混ぜ合わせて形成に入ります。
この際、大きめにカットされた茶豆が形成機から
うまく出てこなかったり、詰まってしまったりと
製造現場では試行錯誤の連続でした。それでも…
難関をも突破してみせる製造部、頼りになるんです!
そんな苦労の末に、生まれてきた練りものたち♪
愛おしさすら感じてしまいます♪♪
無事に誕生してくれて・・・♪♪♪
希少価値の高い北海道産無リンたらすり身と、
減農薬の国産枝豆の中でもトップブランドの
宮城・山形県産の茶豆が一体化した、見た目も
緑の鮮やかさが映える食欲のない夏季にも
オススメの一品。
少し温めてからお召し上がられますと、見た目の
鮮やかさからは想像できないほど、茶豆独特の風味が
口の中にフワッと広がっていきます。
ぜひご家庭で、そうめんのお供や、お酒のつまみにどうぞ♪
【ぺペロンチーノ風 茶豆ちぎり揚 】
《 かんたん レシピ 》
①フライパンにオリーブオイル・きざみニンニク・輪切り唐辛子を
入れて弱火にじっくりかけます。
②香りが出てきたら、中~強火にしてカットした椎茸、
解凍した製品を加え、一気に和えます。
③器に盛り付けて、小ねぎを散らしたら出来上がり。
(お好みで黒コショウをかけたり、レモンを絞りかけていただいても
酸味と辛味の調和した味わいが、つまみとしても抜群に♪)
※カット椎茸・カットレモンは、野菜加工場で加工したものを使用。
このような時、何かと便利なのでございます。
宜しかったら、ぜひお試し下さい。
営業部:山田