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14年目の衝動

 

東日本大震災から14年目を迎えました。

昨年からずっと、日本全国では天候による災害が相次ぎ

暑くとも寒くとも立ちはだかる壁が年々高くなっております。

先週は都心でも雪が舞い積もるという戸惑いの連続が…

ついこの間、啓蟄が過ぎ、春の訪れをまだかまだかと

待ちわびているのは、我々人間ばかりではないはずでしょう。

この寒暖差に、植物たちも生き物たちも戸惑いを隠せません。

(わたしたちはいつ開花したらいいの? いつ覚醒したらいいの?)

 

 

抵抗することさえ許されないあまりに高い壁…

幾重にも重なる巨大な壁に囲われていくかの如く…

 

雨や雪はもう勘弁してください。と願う地域もあれば、

雨や雪よ降ってください。と願う地域もあります。

必要な場所に必要な環境が揃わない…揃えられない…ままならない…

まるでこの国の情勢そのものを謳っているかのようで。。。

ただただ願うばかり…

ただただ祈るばかり…

 

 

 

そして・・・

スタッフ一同、今年も『14時46分』に黙祷を捧げました。

忘れることのない時間・・・

忘れるはずのない時間・・・

だけど我々だってこうした機会があってこその・・・

 

 

【 事務所 】

 

【 練り製造室 】

 

【 包装室 】

 

【 野菜加工場スタッフ 】

 

 

 

『 I will pray for… 』

共に祈りを…

さよならで終わらせるよりも、思いを寄せることで

ふたたび迎え入れることが出来たら素敵だなって…

 

 

忘れることは悪いことではない

忘れることが出来るのは前を向けている証拠

前に向かって進めていることが何より…

その方向が正しいかどうかではなく

その方向を選べたことが正解なのでしょう

たとえそれが荊棘の道であったとしても…

 

泣くこともある

悔やむこともあるでしょう

でもそれは私たちの選んだ道だから

心配はしないで…

心細さが勇気になるから…

すべて噛み締めて飲み込んで

ずっと諦めないでいられたら

いつかきっと誰かを灯すこととなるでしょう

 

 

幸せの代償はいかほどなのか・・・

 

伝言はありませんか・・・

 

皆さまが差し伸べてくれた

その言葉の温もりとか尊さだったりとかが

眠れぬ夜のやるせなさとか歯がゆさを

どれほど優しく包み続けてくれていたことでしょうか

そのことを心に留めながら前に進もう

 

どんな未来にする

どうやってあなたに返そう

どんな形に変えそう

もらいっぱなしの愛情 

もっと優しく膨らませていきたい

 

 

憂いごとはいつでも

心を覆うけど それはみんな同じ

皆さまが寄り添ってくれた

その喜びだけは忘れません

たとえすべてが変わっても

わたしたちは

いつまでもわたしたちのままで…

うるわしき花が咲き開くその日まで

 

営業部:山田

 

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