旬の味覚
今年も不思議な食べ物?海のパイナップルがやってまいりました。
そう、宮城県産の旬の味覚「ホヤ」でございます。
わたくしは、正直この会社に入るまで「ホヤ」=「イヤ」派でした。
しかし、ここでの初めての試食ですっかり味の虜に♪
(人とホヤは見た目で判断してはならない!)
三陸宮城の夏の風物詩、『ホヤ』です!
炎のように赤いから「火焼(ほや)」とも書くそうです。
今回入ったのは4年モノなので、かなり大振りです。
まずは、殻の表面をキレイに洗浄していきます。
そして、一つ一つ手作業にて捌いていきます。
この後捌いたホヤは、手作業で内臓の内容物を洗い流し、
蒸しホヤとして加工していきます。
ホヤ初心者の私も、蒸しホヤの方が甘味があって
食べ易いなと思っております♪
当社では浜から水揚げされた直後のホヤを直接買付けしています。
(今回は私も早朝に浜までホヤを取りに行きましたよ♪)
ホヤは臭いみたいなイメージをお持ちの方もいらっしゃるかも
知れませんが、その原因として、ホヤは水揚げから1~2日で
鮮度が落ちてしまい、鮮度が悪くなるにつれ嫌な臭いを放つ為です。
当社の場合、水揚げから5~6時間ほどで、下処理から加熱処理、凍結
までを終えていますので、鮮度が良い状態での加工が出来ているのです。
《ホヤの酢味噌和え》レシピ♪
ホヤには5つの味覚【旨味・甘味・塩味・酸味・苦味】の全てが
味わえる非常に珍しい食べ物です。小さい頃から食べていると
味覚が備わるとも言われております。
また、疲労回復効果や集中力を高める効果があるともいわれる
「グリコーゲン」を豊富に含み(牡蠣の約2倍)(冬のホヤと
比べると夏のホヤは含有量が約8倍となります)、ほかにも
同じく疲労回復効果や、成人病予防効果があるとされる
タウリンや、鉄分、ビタミンB12等も豊富に含み、美容と
健康にも良い食べ物とも言われております。
梅雨のジメジメ感でダルイ気分になってしまっていた方や、
真夏のジリジリした暑さにバテバテ気分になってしまっている方
などこの時期にピッタリ♪の食べ物となっております。
ぜひ、今後のカタログでも探してみて下さいね!
営業部:山田