(祝)野菜加工場 落成式
3月12日
東日本大震災から7年と1日。
復興への1歩として㈱高橋徳治商店 野菜加工場が完成しました。
「目に見える復興は進んでいるが、こころの復興が進んでいない」
悲しいですが現在、宮城県内の中学生の「不登校」がワースト1位となっております。
震災をきっかけに沿岸部の学校は不登校率も上がっています。
そして石巻地方や近隣に在住する15~39歳の若年未就労者は1000人ほどいるとみられています。
この野菜加工場では就職と自立を支援している(特定非営利活動法人:石巻地域若者サポートステーション)
と共に地域の若年未就労者(ニート・ひきこもり)への就労支援の場として活躍します。
特定非営利活動法人:石巻地域若者サポートステーション
http://ishisapo.roukyou.gr.jp/
事務所は温かく落ち着いた雰囲気に・・・
「100年を超える実績と経験を」
当社は水産加工を生業として100年以上。
原料である魚介類の質、加工環境(温度・湿度)を見極め加工する。
これは野菜も決して例外ではありません。
その経験と実績を活かした高品質の冷凍加工野菜を地域の農家の皆様と共に
一歩一歩つくりあげていきます。
12時からの野菜加工場の見学会が終わり、落成式会場の東松島市大塩市民センターへ
今回の落成式は当社スタッフの手作り
朝8時から会場準備に取り掛かり最高の会場に仕上がりました♪
左/製造部長代理の後藤、右/営業部係長の千葉も大活躍!!
会場受付風景 北は青森、南は九州と全国各地からお客様が来場。
受付や会場の綺麗なフラワーアレンジを考案頂きました石巻の
「フローラルセミナーみきえ」ありがとうございます。
地元オールディズ「トロピカルムーン」の演奏と共に
来場者へウェルカムドリンクが振る舞われました♪
乾杯の音頭は「チーム神戸」代表の金田真須美さん。
「チーム神戸」とは、阪神・淡路大震災の被災当事者による災害地支援を行う非営利活動団体です。
団体・個人・学校・企業等の枠を越え、多くの人達がより効果的に被災地支援を行うために協働する、
混成ボランティアチームとして活動。
そんな金田さんと当社との出会いは東日本大震災後、石巻へボランティア活動を行っていた際に
社長の高橋と出会いがきっかけで現在までお付き合いさせて頂いております。
金田さんの素晴らしくユーモアある乾杯のご挨拶で落成式がスタートしました!
会場ではドリンクの他に当社の練り物をふんだんに使用した軽食が振る舞われました。
この料理を提供して頂いたのは地元のレストラン「Smile Dining」のお二人。
当社の練り物を使用したい!というわがままな要望(笑)にも快く応えて頂きました。
来場者の皆様やスタッフで美味しく頂きました!
来場者の皆様からお祝いのスピーチを頂きました。
(写真)社長の高橋と同級生(宮城県石巻高等学校)の菅原さん。
同級生だからこその熱いメッセージでした!
テーブルスピーチもそこそこに
仙台在住のジャズ音楽バンド「HAPPY TOCO」さんの
ピアノ&バイオリンでの祝賀演奏も素晴らしかったです。
司会進行をお願いしました三國裕子さん(夢まき座)
実は東松島新工場落成式の司会もお願いしており、
今回は朗読劇「おさかなの手紙」を披露。
あっという間にその世界観に引き込まれた素晴らしい朗読!
ありがとうございました。
落成式終盤、スタッフ代表で総務次長の高橋利彰より挨拶。
最後に代表取締役社長の高橋英雄が挨拶。
締めは来場者の皆様やスタッフ一同で落成式を祝うクラッカーを鳴らし閉会。
全てが手作りで行われた今回の落成式。
こんなにも温かく沢山の来場者の皆様に囲まれた式は他にないと思います。
地域の為に、そして応援頂ける皆様の期待にしっかりと応えられるよう
スタッフ一同・石巻地域若者サポートステーションと共に歩んで参ります。
営業部:高橋 敏容