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続・3.11は忘れない

 

先日のブログにて、弊社代表への文章依頼の

原文を掲載させていただきましたが、

栃木のよつ葉生活協同組合では、そちらの

文章を4ページにもわたり、原文そのまま

掲載して頂きました。感謝しております。

またその文章を読んで下さった組合員さん

より多くの感想を頂戴致しました。

本日はそちらをご紹介させて頂きます。

 

先ずは、少し話が脱線してしまいますが、

あいコープみやぎの機関紙「あい・あい・あい」の

3月号にも『震災十年 あの日からそして

これからもともに』と題しまして、10年は「区切り」

にはならない、けれど今、伝えたい想いがある、と

被災生産者の声を届けるべく掲載して下さった記事を

ご紹介致します。

 

 

 

そしてこちらが、よつ葉生活協同組合の

『よつ葉だより』になります。

※文章内容は前回のブログを参照下さい。

 

 

 

 

 

そしてこちらが、ご感想文の一部となります。

たくさんの声を頂戴し、誠に有難うございます。

 

〇高橋社長様のよつばの記事を拝読させて頂きました。

 やさしく、思いやりのある社長様を感じつつ、

 涙ながら何度も読ませていただきました。

 ひと口で十年と申しますが、その道のりは

 どんなにつらく、苦しく、苦労の連続だった事と

 お察し致します。

 現在、工場も新築され従業員の方も大勢いらっしゃる

 様ですし、野菜加工場に若年サポートセンター様と

 連携して就労支援として受け入れられている事、

 とても感動致しました。

 人間性、こころ、私も勉強させていただきました。

 社長様のもとで働いていらっしゃる方はきっと

 生き生きとしていらっしゃる事と思います。

 

 

〇あの八方ふさがりの災禍の中で、自分のためではなく

 他人のためにお金や権力でなく、心を大切にする

 生き方をされて来て今も実行されている高橋様の

 生きざまに感動して読みながら涙ぐんでしまいました。

 私はコロナ後の未来の世界は、今とは反対のつまり、

 利己ではなく利他の、お金でなく心の、人工でなく

 自然の効率や便利さでなく、ゆったり落ち着いた

 誰もが住みやすい真に平和な世界に進化していくと

 願っていますし、信じています。

 そのために少しでも、自分にできることをして

 行こうと思っています。

 読んでいて、宮沢賢治の詩『雨ニモマケズ』を

 思い出しました。まさに高橋様のような人が

 どんどん出て来ればきっと美しい世界が実現すると

 思います。希望が持てました。

 高橋様、よつ葉生協の方々、有難うございました。

 

 

〇忘れられない出来事なのに、違う所に住む私は、

 放射線のことに頭がいく位で、そこに居た人達の

 想いまで考えられていなかったと申し訳ない

 気持ちになりました。

 震災当時TVで流されていた場面で、小学生くらいの

 男の子が叔母と母を探しに行き、車の中で母を見つけると

 叔母は泣きますが、息子さんは涙を流すことなく話し

 かけていて逆にそれがとても悲しかったことを思い出しました。

 今の私に出来ることは支援金としてお金を出すことしか

 出来ませんが、その子が大きくなってその子の支えになったり

 その他同じ境遇の子たちに少しばかり力を貸すことに

 繋がったら大変嬉しく思います。

 

 

〇高橋さんの〈3.11は忘れない〉を繰り返し読みました。

 私には頭でも身体でも想像すら出来ない厳しく重い

 10年の歳月、よくぞ人生を捨てずにここまで来られた

 ことと、心からの拍手を送りたい気持ちです。

 苦難の中でスタッフや若者たちと、一歩一歩素晴らしい

 形を創ってこられた高橋さんの歩みは多くの人の人生と

 重なり合って重厚なハーモニーを響かせておられるようです。

 灯りっこが更に広がっていきますように祈ってます。

 

 

〇よつ葉だより「3.11は忘れない」高橋さんの提言の一つ一つを

 心に深く刻むべく繰り返し読ませて頂きました。

 「少し立ち止まって…考えてみませんか」

 自ら考えることは、エネルギーも時間も必要です。

 時には不安を生じるかもしれません。でも、自らの命や

 生活を守るためには、考えて時には勇気を持って声を上げて

 いくべきだと痛感しました。若い方達の中には声を上げて

 自ら行動する方も増えてきているように思えます。

 高齢者の仲間入りをした私は、これからの人達が生きやすい

 ように自然環境とともに社会環境も変えていくよう微力ながら

 も行動していきたいと思います。

 

 

〇美味しいおとうふ揚げに異なる味が加わって、また

 楽しみになりました。あと一品何かというときに

 助かる必需品です。ふわっとした食感とともに、

 家族にも大好評です。

 

 

 

たくさんのご意見・ご感想に感謝申し上げます。

3.11は来年もふつうに訪れます。

当たり前のことです。終わることはないのです。

 

…とは言え、一昨日の宮城県沖の地震が起きて

「今、油断してたでしょ?」と背後から突かれた

気分になりました。

3.11が過ぎてからのパターンも用意していた

なんて、随分なお節介焼きですよね…。

 

でも、いつでも心の準備が出来ておりますので

こちらの切り返しも万全です。

地震発生時には、まだ半分以上の社員がおりました

ので、手分けして早急な安全確認を!安全確保を!

今回は、大きな機器類がズレてしまう様なこと

もなく、本日も順調に製造に励んでおります。

 

もちろん社員は皆無事に出勤しております。

 

「3.11が過ぎても、マルトの練り物は忘れないで下さいね?」

ふと背後から突かれるかもしれませんよ♪(^^♪

 

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