生活クラブ生活共同組合長野交流会
4月20日、弊社社長高橋が
生活クラブ生活共同組合長野センターで行われた、
交流会に参加いたしましたので、ご報告いたします。
震災から6年経った宮城の現状と、
市販品に含まれる合成添加物の実物を使用して、
実際にどういう風に使われているのかを知っていただけたと思います。
また、こういったものを使わなくても
美味しい安心な食品を作る為に、
弊社で行っているこだわりについても併せてお話しました。
先日も、毎日行っている朝の試食で、
「バンッ!!」と机を叩く音が事務所に響きました。
その日製造を予定していた、彩りだんごのテストを食べた社長が、
「固すぎる!何でこんなもの作ってんだ!
前の奴(前回製造したもの)食ってんのが?!おだづなよ!!」
と、製造ラインが1時間止まる、という事が有りました。
震災で沢山の支援を頂いた皆様へ
中途半端なものは出せないという想いから出た言葉です。
どの食品メーカーでも試食は毎日行っていると思いますが、
弊社ではストライクゾーンがどんどん狭くなっていくように感じます。
そのストライクゾーンをめざし、現場スタッフも食べてもらう皆様に納得してもらえる
練り物を作り続けています。
合成添加物(カゼイン)の実物を解説・実験する高橋
お昼はおでんとおとうふ揚げ
今回の交流会後、組合員の皆様から
感想を頂きましたので、ご紹介いたします。
●母の一声で来てみて、今までの中で一番というほど、
とても濃い時間でしたし、自分の中で何か変化を感じた時間でした。
自分の身の回りで起きた事は、
自分の身近な問題として考えられるのに、
自分の住んでいる地域から2,3時間
距離のあるところで起きたことに対しては、
控えめになりがちになってしまうところは、
日本人にとっての課題だと感じました。
●添加物は改めてこわいと思いました。
家族の為にも、安心・安全な食品や身の回りのものを
選びたいと思います。
水と油と魔法の粉(カゼイン?)を混ぜた実験を見て
ショックを受けました。
それから、参加した組合員の皆様から、
弊社へのメッセージも寄せて下さり、
現場で働いている社員一同、とても励みになりました。
自分達の作ったものを食べたいといってくれる人達がいる。
冬になるとウチのおでんを思い出して待っていてくれる人がいる。
これほど嬉しい事はありません。
これからも、美味しい安心安全な食品を
精一杯作っていきます。
最後に、弊社で取り組みをしている、
様々な問題で就労が困難な若者をサポートする事業の一環で、
石巻地域若者サポートステーションの方たちと作った、
サシェもご購入いただきました。
この場を借りて御礼申し上げます。
爽やかなハーブの香りをお楽しみください。
高橋徳治商店
営業部 亀山将宏