牧山神社一年目の集まり
山では、親鸞上人を語るお爺さんが、昨年のひまわり種を植えて、「花をたくさんの運動」に続いて今は日和大橋から魚町渡波までのグリーンベルトに花を植える運動で若いボランティアを纏(まと)めていた。山にいてもペットボトル蓋に山草や花を植えて皆の心を和ませて。(小さい蓋ですが沢山集まると壮観です)
他の人は本当にこの避難所にきたから人への優しさ思いやりを知ったと私の言動に感謝を頂いた。
また理髪店のマスターは毎月宮司さんの髪を切りに山にきて、仮設の理容室で椅子ひとつで営業し、ケーキ屋さんのご主人の息子さんは私に怒られると県の中央部に避難したまま再起を迷い、しかし震災でよく人の面倒を見て見違えるようになったがまた迷っていると。
漁業家の長女のココロちゃんは二年生、ヒデオ(私)さんに会いたいとしきりに話していたと私に来たから美人さんになったねとタクサン褒めてハグをした。
ちゃらんぽらんのバツイチ兄ちゃんは顔も目もしっかり落ち着き自信さえ見えてきた。
当時の二組の赤子は一才7ヶ月と当時生まれたばかりの赤ちゃん(一才ちょっと?)は相変わらず泣いていた。
お婆さんはどうしたの!と赤ちゃんが泣くと相変わらず当時の毎夜の言い方をしていてお母さんはどっしり気構えが出ていた。
真夜中私が皆に赤ちゃんは未來なんだからね、泣いたって誰も咳払いなんかしないから大丈夫!と言って助けてくれたことを忘れずに感謝された。
仙台から夫婦が来てくれ、震災時に息子が魚町の水産会社で被災し、山に来て温かい雑炊を頂き助けてもらったとお礼に来たところ偶然に皆さんと会うことに。
▲再び避難所で皆様と再開
▲献花