東松島工場 ハーブ園お手入れ
去る5月29日(金)、木曜日定休明け、その日の朝
工場敷地前のハーブ園が輝きを見せておりました。
なんでだろう??と一瞬とまどいを感じつつ
あっ!!おとといまで山のほど生い茂っていた
雑草たちがキレイに消え去っていたのです。
当社、野菜加工場で働くスタッフと、NPO法人
「石巻地域若者サポートステーション」に在籍をし、
就労支援の場として提供している野菜加工場で共に働く
若者たちのがんばりによってこんなにも素晴らしい
光景を観ることが出来ました。
暑い中、本当にお疲れさまでした。
(マスク着用しながらは大変でしたね)
水産加工品が主力の工場敷地内に、「野菜加工場」が新設されたのが
2018年3月。早くも3年目に突入しました。
当初より、従来の業務形態とは異なるような新施設で、従事するスタッフは
ニート・引きこもりなど未就労だった20~30代の若者たち。
「目に見える復興は進んでいるが、こころの復興が進んでいない」
震災後、宮城県内の中学生の引きこもりは全国1位に。
その背景には震災により、家を無くし、親族を亡くし、学校もなくなり、
友人や地域とのコミュニケーションが途絶えたことが原因と言われています。
そして石巻地方や近隣に在住する15~39歳の若年未就労者は、1,000人程。
この野菜加工場では就職と自立を支援しているNPO法人「石巻地域若者
サポートステーション」と連携しながら地域の若年未就労者(ニート・引きこもり)
への就労支援の場として提供しており、今では8人の若者たちが就職することができ、
家庭や地域に小さな灯りをともし始めております。
(加工処理現場)
これでまた、素敵なハーブ園となりますね♪