あの日がやってくる
あの日がやってくる、3月11日。この一年は私達の全てを無慈悲にも奪い去った。石巻市と隣のに2市1町で死亡行方不明者は6000人を超え被災地全体の三割に上り瓦礫は800数十万トンと四割に及ぶ。そして海に里山に福島原発からの放射能の汚染が続く。
私たちを取り巻く環境は何も変わっていない、心の傷も深くなっている。
1年たっても未だ解体中の家々、瓦礫の中の茶碗やヘドロにまみれた布団に背を向け涙を浮かべて立ち会う住人。全てを無くしたと放心し明日もないと思えばそんな毎日だった。しかしふと顔を上げると街中に全国からボランティアやメッセージが溢れていた。昨年10月から会社のスタッフは毎日仕事があることで助けられた。心から深い感謝を込めた食品を作りお届けできることのシアワセを感じたと今笑顔があふれている。にくじけた心、奥深くえぐられた傷が癒され自立へ向かっています。一緒にどうでしょうか、もう少しの間、私達に添いながら歩いてくれませんか。支えて頂いたことは決して忘れません。少しだけ見えた真の豊かさ、幸せを皆さんに伝えましょう。ゆっくり歩きます、これからは。私共の3.11を皆さんと