「新年にあたり…見えない物を見、聞こえないことを聞く」
五度目の正月がきた。何をもって始まりとしたいのか、世間は復興だ、節目だと声だかに語り始めた。
しかしこの地には大きな問題が現れている。
そぉ、心の問題だ。
寄り掛かる、支える、拠り所は生活の全てにあり私たちを支えていた。が…あの日から悼ましい現実や不安、喪失、心の揺れをいつも近くに感じてしまう人は少なくない。
震災後をどう生きるか、何の為の会社再興か歩きながら悩んできました…
さあぁ!今、一人の被災者として覚悟を生きたい。今年は必ずやこの地で、揺れる心たちと灯りを探しカタチを作ると皆さんにお誓いし、新しい年を始めたいと思います。
身の丈より思いの丈、心の丈!
皆さんと真手(マデイ)に素敵な一年を…
㈱高橋徳冶商店
代表取締役 高橋英雄