『 震災復興期間限定品 』
来たる3月11日で、東日本大震災から10年の節目を迎えます。
そこでこの度、この3.11特別企画として今回限り(予定)の
『 おとうふ揚げ 3種セット 』 というセット品の
販売が決まりましたのでご報告させて頂きます。
震災から10年を経て、『おとうふ揚げ 10年の歩み』とし、
パッケージデザインには、これまでの歴代「おとうふ揚げ」の
包材デザインが集結した仕様に。
その時々の思いが込もったメッセージは是非とも
お手に取って読み返していただきたいと思います。
この企画の構想から完成までには、およそ1年間の歳月を要し、
10年の節目には、新しい練り物を出すべきではないだろうか?
などと何十品もの開発テストも同時に行って参りました。
(お蔵入りとするには勿体ない品々も多々…)
しかし昨年の夏、今一度個々で3.11を振り返り、商品ありきでない、
マルトの想いや取り組みをどのような形で伝えるべきなのか!
10年目にして、今、何を組合員に届けるべきなのか!
という気付きを踏まえて、何度も何度も話し合ってきました。
そこで再認識させられたのが、全員一致で『感謝』の意。
私たちが前を向いて復興できたのは??
私たちが元気で笑顔を絶やさず復興できたのは??
そこに通ずる『恩返し』こそが今回のコンセプト!
私たちの前向きな姿勢、10年間、止まらなかった歩みを
伝えることが、共感を生み、皆様の未来への活力となることを信じて!
《 おとうふ揚げ 3種セット 10年の歩み 》
全国の各生協様にて、3月の限定販売が決定!!
震災当時の壊滅的状況から全国の生協団体やボランティアの皆様からの
温かい応援やご支援のおかげでここまで復興することが出来ました。
10年目の節目に皆様への感謝、そして11年目に向けて前へ進む、
未来への想いを込めてお届けいたします。
【 おとうふ揚げ 】
◆2011年10月1日。被災の跡が未だに残る中、多くのご支援の
おかげで本社工場の一部のラインを復旧し、火入れ式が執り行われました。
そしてこの「おとうふ揚げ」が当社の復興第一号商品となりました。
【 おとうふ揚げ 椎茸入り 】
◆2016年2月。震災から5年が経ち、若手の製造スタッフや
開発スタッフも徐々に力をつけ始め、商品ラインナップも次々に
復活を遂げていく中で新たに開発されました。
国産の干し椎茸を入れることで旨味がさらにアップしました。
【 おとうふ揚げ 五目 】
◆2019年11月。国産野菜5種類をふんだんに練り込んだ新商品がデビュー。
カットした断面も彩り鮮やかで、野菜それぞれの食感も楽しめる一品に。
使用している野菜の一部は、震災以降、様々な悩みを抱える地域の若者たちの
自立支援や就労支援を目的に、2018年3月に新設された野菜加工場で
加工しております。
こちらのセットの内容は、おとうふ揚げが4個、
おとうふ揚げ 椎茸入りが3個、
おとうふ揚げ 五目が3個、計10個入りとなります。
10年の節目に10個入った
『 おとうふ揚げ 3種セット 』🎵🎵
さらには第四弾となる「おとうふ揚げ」も企画開発中❣❣
「おとうふ揚げ」の可能性を広げる新たな挑戦❕❕
新たな「おとうふ揚げ」の誕生にも是非ご期待ください。。。
※※※
最後に、この度の福島県沖地震により被災された皆様、
ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。
皆様方の被害が軽微にとどまり、ご無事でいらっしゃることを
心より祈念いたしております。
また、弊社にも数多くの方々より、心配や励ましの声が届きました。
早々にご厚情あふれるお心遣いを賜り、心より感謝しております。
当工場内は、若干の落下物があった程度の見た目ではありましたが、
当日、製造を行おうとしたところ、ラインの機械自体が微妙にズレて
いることが判明。それでも製造前に気付けましたので、男手が集まり
地域の業者の方にもお手伝い頂きまして無事、定位置に。
少し製造時間は延びてしまいましたが、予定通りの製造を終えること
が出来ました。
社員も全員無事であります。元気な姿で働いております。
何よりも安心・安全な新社屋で集えることの喜び。
止めることなく製造を続けられることへの喜び。
楽しみにされている方々へ想いを届けられることへの喜び。
ご安心下さい。前に進めています。
皆様にとって、本日もいい日でありますように。。。
営業部:山田